医療コラム
No.317:しらすの栄養No.316:旬の野菜~春の皿には苦味を盛れ~
No.315:生姜の力~花粉症症状の緩和に~
No.314:節分にけんちん汁を食べよう
No.313:餅を食べてエネルギーチャージ
No.312:プリン体の多い出汁に注意
No.311:秋の不調を防ぐ食事~身体も心も健康に~
No.310:秋の味覚~さんまを食べよう~
過去のコラムの一覧
しらすの栄養
2026年4月
管理栄養士 小西
管理栄養士 小西
4月も下旬になり、早いもので今年の1/3が経過しようとしています。
八王子は最高気温が20度を超える日が多く、日中は汗ばむ陽気となり、冬から春へ季節が変わっていることが感じられます。
最近の栄養相談では、しらすを食べているという方のお話を聞きます。
理由はさまざまですが、カルシウムの補給目的で食べている方が多い印象です。
実は、しらすは3月~5月が旬の時期です。
しらすにはどんな栄養があるのでしょうか。
今月はしらすについて説明していきます。

しらすの栄養
・カルシウム
しらす(生)100g当たり、210㎎のカルシウムが含まれています。
骨ごと食べられるため、効率的にカルシウムの摂取ができます。
・ビタミンD
しらす(生)100g当たり6.7㎍のビタミンDが含まれます。
ビタミンDは、カルシウムの吸収を助け、骨の健康維持に役立ちます。
・たんぱく質
しらす(生)100g当たり15gたんぱく質が含まれています。
食欲がない方も食べやすいたんぱく源となります。
・葉酸
しらす(生)100g当たり、56㎍葉酸が入っています。
赤血球を作るので「造血のビタミン」と言われています。
・コレステロール
しらす(生)100g当たり140㎎のコレステロールが入っています。
コレステロールは、細胞膜の構成成分です。ホルモンや胆汁酸の原料となり、身体の健康維持には必要な脂質です。摂りすぎるとLDL(悪玉)コレステロールが高くなり、動脈硬化の原因となります。
・塩分
しらす(生)より、しらす干しに塩分が多く含まれます。
しらす干し10gに0.4gの塩分が入っています。
含まれている塩分を考慮して調味料の使用量を調整しましょう。
・プリン体
しらす(生)より、しらす干しにプリン体が多く入っています。
しらす干し10gに47㎎のプリン体が入っています。
魚が苦手という方も、しらすは食べやすいとおっしゃる方が多いです。
LDL-コレステロールが高い方、塩分の制限がある方、尿酸値が高い方は、
摂取目安量を1日大さじ1(5g)程度にしましょう。
栄養豊富な旬のしらすを、おいしく召し上がってください。
