医療コラム
桃の栄養
2026年7月
管理栄養士 小西
管理栄養士 小西
今年は梅雨らしく雨も降り、台風も多く、湿気が多いように感じます。
気温も上がり、夏本番になってきました。
暑くなってきて、夏の果物が市場に出回っていますね。
夏に旬を迎える果物に、「桃」があります。
旬の時期は、6月~9月で、7月が出荷の最盛期です。
桃の産地・生産量は、1位山梨県、2位福島県、3位長野県です。
桃にはどんな栄養があるのでしょうか?
今月は、桃について説明していきます。

桃の栄養・特徴
・エネルギーが低い
桃1個(正味200g)当たり、約80kcalとエネルギーは低いです。
糖尿病食事療法のための食品交換表では、桃の摂取目安量は1日1個とされています。
・低GI値
桃のGI値は42で、果物の中でも血糖値が上がりにくいです。
※GI値とは、Glycemic Index(グリセミック・インデックス)の略で、食品を摂取した後の血糖値の上昇速度を数値で示したものです。
・水分が多い
桃100g当たりの水分量は、88.7gと果物の中でも水分量が多いです。
食欲がない方の水分の補給にも役立ちます。
カリウムが多い
100g当たり、カリウムは180mg含まれています。
カリウムは、筋肉の収縮や神経伝達を調整する、栄養素です。
不足すると、こむら返りの原因になることがあります。
・温性の食材
東洋医学において、桃は「温性」の食材とされています。
身体を冷やさず、血行を促進して胃腸を温めるため、冷え性や胃腸が弱い方でも安心して食べることができます。
桃は、水分やカリウムを含むため、熱中症の対策にもなります。
活動する時間帯である、朝か昼に摂取することをお勧めします。
旬のおいしい桃を、ぜひ召し上がってみてください。
