医療コラム
生姜の力~花粉症症状の緩和に~
2026年2月
管理栄養士 小西
管理栄養士 小西
2月は八王子も雪が降って寒い日がありましたが、20度近くまで気温が上昇する日もあり、
いよいよ春が近づいてきている予感がします。
さて、ここ最近の栄養相談で話題になるのが花粉症の話です。
症状が出始めている方もいらっしゃるようです。
また、花粉症の対策をしている方もいらっしゃいました。
花粉症の症状はとてもつらいものです。
少しでも症状が軽くなるといいですよね。
今月は、花粉症の症状緩和に役立つ「生姜」についてお伝えしていきます。

生姜に含まれる成分と摂取目安量
・ジンゲロール
生の生姜に含まれる、辛み成分です。末端の血管を拡張させて血流促進し、身体を温めます。
その一方で、身体の深部を冷やす効果があるので、解熱作用があります。
ヒスタミンの放出を抑えて、アレルギー症状の緩和に役立ちます。
・ショウガオール
ジンゲロールを加熱すると、ショウガオールになります。
ショウガオールが、マスト細胞の中で、ヒスタミン・ロイコトリエン・プロスタグランジンなどのアレルギー症状を引き起こす化学伝達物質の生成を抑えます。
ショウガオールは血行促進や代謝向上に関与し、冷え性や血行不良の改善に役立ちます
・ジンゲロン
ジンゲロールが加熱されできる成分です。
加熱乾燥させた生姜に含まれています。体の内側から温める作用が強くなります。
・摂取目安量
1日生で10~20gが適量です。(1かけ正味20g程度)
10gで3kcalと低カロリーですが、摂りすぎには注意が必要です。
乾燥生姜は、生の1/10程度の量(1日1g程度)が適量です。
胃腸への刺激が強いため摂取目安量は守りましょう。
とても身近にある、食材で花粉症症状の緩和ができるのは良いですね。
スープや炒め物、炊き込みご飯、煮物、紅茶などさまざまな料理に生姜は合います
花粉症にお悩みの方はぜひ試していただき、つらい時期を乗り越えましょう。
(症状が重い方は、医療機関を受診しましょう)
